これがスクリーン印刷マシーンだ!

弊社の社名を揮毫して頂いている吉川壽一先生から書作品のプレートを制作して欲しいとのことで、透明アクリル板にスクリーン印刷いたしました。

手刷り用あおり印刷機
アクリル板への印刷もTシャツの印刷も基本的構造は同じです。刷り台などの形状が変わるだけで、スクリーン版とスキージというヘラ、インクがあれば、刷れます(^^)
写真は私のスクリーン印刷機です。
右側にはスクリーン版をくわえて蝶番のようにパタパタあおれるような仕掛けがあります。

印刷位置合わせ
まずは位置合わせです。今回は印刷するアクリル板に製版フィルムを仮貼りして、版と印刷位置を合わせます。
印刷するアクリル板が正確な位置にセット出来るようにガイドをつけます(写真では黒い四角が“ガイド”です)。私の場合、基本的にガイドは3点付けます。各印刷体がまちまちに歪んでいても、3点接地していれば必ず印刷位置は決まるからです。
ちなみに写真の黒い水玉は、台に穴が空いておりまして空気を吸気するようになっております。印刷時に印刷物がインキで版に張り付いたり、アクリル板がずれないように固定する仕組みになっております。

セッテイングが完了したら、インクを乗せてスキージで印刷するだけです。
印刷前
スキージでインキを掻く

スクリーン版を上げると…この通り。
刷り上がり
プロフィールも印刷しました。細かい文字もはっきりプリント出来ました。
刷り上がり

よく乾燥させて裏の保護紙を剥がすと完成です☆
きれいな印刷

スクリーン印刷は、ただスキージを滑らせて印刷する単純な印刷技法です。もちろん、どうしたらキレイにプリントできるか等々、職人的ノウハウはたくさんありますが。。。

“自分でスクリーンプリントしてみる”というのも面白いかも。。。

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