【シルク製版】刷り順の決め方(柄、モチーフの重なり)【多色刷り】

下記のような柄など色の重なり(回り込み)によって刷り順を変える場合もあります。

黒と赤の輪っか
黒・赤2つの輪っか
黒の輪っかの上に赤の輪っかが重なっているように見えます。
普通は黒を決め色(2色目)として印刷します。スクリーン印刷では1色目を黒/2色目を赤の順番で印刷する場合もあります。インキの隠蔽性もさる事ながらTシャツプリントでは色替え(バリエーション)の可能性があるからです。
色替えとはTシャツボディ色が白の場合は黒/赤、ボディ色が黒の時は左の輪っかを白/右の輪っかはそのまま赤でプリントと、柄はそのままでプリント色を変えて印刷することです。
プリント色の濃淡(色の明度)だけでは、刷り順の判断をつきかねることがあるということで…


下の図は刷り順による塗り足し(カブセ)の付き方です。

◯黒を先に刷る場合
輪っか柄-黒塗り足し

◯赤を先に刷る場合
輪っか柄-赤塗り足し

上に乗って見える赤輪っかの塗り足しは凸状になります。

<了>

コメント

  1. 若澤 より:

    はじめまして。
    イラストレーターで、部分的(凸状の)塗り足し(カブセ)の作成方法が分からず苦戦しております。
    差し支えなければ教えて頂けますと幸いです。

    • 横山和也 より:

      若澤さま、こんにちは。
      一番簡易な方法としてはイラストレーターにトラップという機能があります。「パスファインダー」から「トラップ」を選択。重なり合う太さ等を設定しOKをクリックしてください。その他の方法としてはパスのオフセットで大きくし、切り抜く(マスク)する方法もあります。