【シルク印刷】スクリーン版の取扱い・手入れについて(1)

版が破れるケースで多く聞かれるのが印刷前です

「印刷する前に版を破ってしまったので、大至急、版を作成して欲しい!」とお願いされることが度々あります。下記のような状況時に起きがちですのでご参考くださいませ。

  • 版が届いて、当て板や緩衝材を解く際…
    カッター等で勢い余って版を刺してしまう。
    版を束ねているPPバンドを外したときに、版が一気にばらけて他の版や周囲の角に当てて破れてしまう。
  • 保管場からの取り出し…
    棚などから引き出す際に他の版に当たって破れる。
    複数版を持ち出す際に落として破れてしまう。
    移動中、机の角などに当てて破れてしまう。
  • 印刷セッティング中に…
    仮置きで適当な場所に立てかけて倒れてしまう。または何かに当ててしまって破れる。
    テープで版をマスキングしているときにハサミやカッターの刃を版に当ててしまう。

基本的なことで恐縮ですが、忙しさや焦りからくる”うっかり”で起きます。生産スケジュールの管理作業周りの整理整とん注意(予見)することで防げますので、今一度ご確認いただければと思います m(_ _)m

スクリーン版の取扱い・手入れについて(1)「印刷準備時の取扱い」 了→(2)につづく

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