【シルク製版】網点(2)~悩ませる柄

原稿はコンピューターで作図されたデータでの入稿がほとんどです。
今回はデータならではの我々を悩ませる原稿をいくつか挙げてみたいと思います。

網点をパス化した柄

現在では、アプリを使って複雑な画像も自動でパス化出来るようになりました。そのような中、ありがちなデータであるのがスクリーントーン(平網)をパス化している柄。
網点の画像トレースおそらくADOBE PHOTOSHOP等で作成した画像をADOBE Illustratorで画像(ライブ)トレースしたものでしょう。網点形状が不揃いで線数も不明なのでモアレが発生する可能性は大です。。。またパスの数が多くなるため、データ自体が重くなり作業に時間がかかります。

様々なスクリーントーンを使用した柄

通常スクリーン製版のフィルム出力では、1ファイル(1色)ごとに網点設定するため、すべて同じ線数、角度の網点になるのですが、、、
ペイントソフトのCLIP STUDIOやADOBE Illustratorは、個々のモチーフに網点パターンを指定できます。様々な線数や角度が混在するため紗張り角度で逃げる箇所も少なくなりモアレが発生する可能性は非常に高くなります。

screentones

すでに網点になっている画像

PHOTOSHOPなどで加工した原稿。ドットにアンチエイリアスがかかってしまっている。。。

そのまま出力するとドット自体に網がかかります。。。入稿次第、要相談ですね。。。

まとめ

主な3つを挙げてみました。
スクリーン印刷の場合、メッシュカウント・メッシュ角度によりモアレが発生しやすい印刷方式です。網点のデータ作成につきましては入稿前にご相談いただければと思います。

網点(2)~悩ませる柄 <了>


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